よく聞くけどわからない「OS」ってなあに?

よく聞くけどわからない「OS」ってなあに?

皆さんはOSという言葉を聞かれたり、見かけられたりしたことはございませんか?

スマホを使っていると、OSのバージョンアップをして下さい、あるいはシステムやソフトウェアのバージョンアップをして下さい、と通知が来ることがあると思います。

このOSはスマホには欠かせないものですが、結局OSとは何なのか、またOSの種類やその違いはご存じでしょうか?そこで今回は、スマホには欠かせないOSについてご案内させていただきたいと思います!

OSとは

OSはOperating Systemの略称で、スマホならアプリとハードウェアの間の処理をしてくれる存在です。例えば、スマホ画面上の視覚的にわかりやすくされたアイコンを操作すれば、OSが仲介して、ハードウェアが動いてくれます。それにより、カメラのシャッターボタンを押したら写真が取れたり、アンドロイドなら戻るボタンで戻れたり、iPhoneならスワイプでホーム画面に戻れたりします。

スマホのOSはほぼ2種類!Googleが開発しているアンドロイドOSとAppleが開発しているiOSの二つで世界のシェアが90%を超えています。その他にはWindows、Blackberry、HuaweiなどがOSを開発しています。、

1.OSの搭載端末

大きな違いはやはりどの端末に採用されているかです。アンドロイドOSは元の開発はGoogle社ですが、色々なメーカーが独自にアレンジをすることが可能となっていて、キャリア、メーカー毎に様々なアンドロイドOSがあります。拡張性に優れ、自由度が高いのも特徴で、インターネットからアプリをインストールしたり、ホーム画面を違うデザインにしたりするなど、iPhoneにはない自由度があります。

また、多くのスマホメーカーで採用されているOSなので、スマホのメーカー・デザイン・メーカー独自の機能など多くの選択肢の中から好みのスマホを選ぶことができます。

しかしアンドロイドOSのメリットはまさにデメリットにもなりえて、幅広い選択肢や設定の自由度が有るが故に、メーカー毎・端末ごとにOSのアップデートがまちまちで、いつまでアップデートが保証されるのかもメーカーごとに違ったり、同じアンドロイドなのにスマホの操作方法が少しずつ他のアンドロイドのスマホと違ったりします。

また、アンドロイドOS搭載端末で統一された規格がないため、互換性がなかったり、対応する周辺機器がメーカー毎に違ったりすることもあります。例えば充電ケーブルやイヤホンの端子が機種によって違ったり、SDカードが使えたり使えなかったりするところです。

対してiOSはiPhoneやiPadなどアップル製品のみとなっています。そのため選べる商品の幅は少ないですが、それぞれに互換性があり、iPadやAppleWatch、あるいはMacbookといったノートパソコンなどApple製品で揃えると容易に連携ができて、データ移行などが便利であるという面もあります。

また、別のiPhoneに変えることで操作が変わることもあまりないですし、充電ケーブルも同じものが使えます。アプリに関しては、アップルストアからしかアプリが入手できないため、取得できるアプリはアンドロイドより少ないものの、セキュリティ面はアンドロイドより高いと言えます。

ただ、ネットからアプリを拾ったり、ホーム画面を変えたり、デザインの違うスマホを持ちたいと思っても、iOS搭載の端末ではデザインや機能の拡張は限られてきます。

2.選べるアプリ

アプリを使うにはOSが必要ですが、アンドロイドOSとiOSには互換性がないため、Android OSで動くアプリケーションをiOSで動かすことが出来ない場合もあります。アンドロイドOSとiOSの両方で動くアプリもあります。インターネットから検索してアプリをインストールすることもできるアンドロイドOSの方が使えるアプリの数は多くなっています。

3.使えるサービス

アンドロイドOSとiOSではそれぞれで使える異なるサービスがあります。例えば、メールやクラウドサービスです。アンドロイドOSなら、Gmail, Google Drive, Google Photosなどが利用でき、これらはiOSでも利用可能です。逆に、iPhoneのメールやiCloud、FaceTimeはiOSでしか使えない仕様になっています。

このように、OSはスマホに大きな影響があり、アンドロイドOSとiOSでは大きな違いがあります。スマホを購入される際は、これも参考にしていただければと思います。

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