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モバイルセキュリティ Wizberryの機能紹介Part3 コンテナについて
来年に施行が延期されたPDPAの対策として、今注目のモバイルセキュリティWizberry。
連載形式でご紹介させていただいております、Wizberryの機能紹介Part3はコンテナ化についてでございます。Part2では、メールのセキュリティ対策としてセキュアメールとセキュアブラウザーについてご紹介させていただきましたので、まだご一読いただけていない場合は、こちらからどうぞ。
目次
1.コンテナとは
2.なぜコンテナが必要なのか?
3. コンテナでできること
1.コンテナとは
コンテナとは、一つの端末内を会社領域と個人領域に分離することで、セキュリティを担保しながら必要な業務データ(アプリ)だけにアクセスすることができる仕組みのことです。これだけだとわかりずらいので、実際のスマホ上の画面を載せております。右側の写真と線で結ばれている左側の写真のアプリがコンテナです。このコンテナの中にログインすると、右側の写真のように、業務で利用するアプリ(メール・カレンダー・連絡先・ドキュメント)があります。それらを使用して、ドキュメントやファイルなどの作成、保存、編集、共有ができるようになっております。そのため、コンテナの中だけで多くの業務を完結できるようになっております。
2.なぜコンテナが必要なのか?
コンテナがセキュリティのために存在し、業務をする上で必要なアプリがプライベートのアプリと別々にされることはわかりました。
では、そもそもなぜコンテナが必要なのか?端末内でわざわざ個人のアプリと業務で使うアプリを別々に管理することが重要なのか?という疑問があるかと思います。そこで、コンテナが特に重要になるケースをご紹介いたします。
1.端末の紛失・盗難
プライベートでご利用されている個人端末を業務にもご利用されている場合や、業務でご利用されている端末をプライベートでも使用することを許可している場合、休日にショッピングしたり、食事に行ったりするときも、端末を常に持ち歩くため、端末を社外で紛失したり、盗難にあったりする確率は、職場でしか利用を許可しない場合よりも高くなります。
また、企業のポリシーにもよりますが、個人端末を業務に持ち込みでご利用されている場合は、面倒という理由で端末をロックされていない可能性もあるかと思います。
2.ユーザーの不注意による情報流出
業務でご利用されている端末内に、例えば個人で利用されているSNSアプリや外部とつながるアプリがある場合、不注意で業務のデータが転送されたり共有されたりして、情報が流出してしまうという可能性もあります。
3.マルウェアの感染
マルウェアは、今やあらゆるところから感染する可能性があり、いつ感染してもおかしくない状況です。
そして感染をすると、情報を盗み出したり、金銭の要求のための人質に使われたりする可能性もあります。
4.プライベートと仕事の境界線のあいまいさ
プライベートと業務の両方で同じ端末を使用する場合は、時間や場所を選ばずに業務をすることができ、仕事とプライベートの境界線がつけにくく、企業が管理できていないところで業務をする、業務時間外にも関わらず業務指示を受けてしまう等といったことが起こりやすくなります。
2.Wizberryのコンテナでできる対策
続いて、コンテナの機能とその機能による上記のリスクへの対策について、ご紹介いたします。
1.端末の紛失・盗難 → コンテナのロック
Wizberryのコンテナを開く際には、端末のロックとは別にパスワードを設定して、コンテナへのログイン時に入力を強制させることができます。これにより、たとえ端末にロックをかけていない場合でも、業務データのあるアプリが収納されているコンテナにログインする際には、パスワードを入力しなければいけないので、端末を紛失し、盗難にあった場合でも、業務のデータが外部に流出するリスクを軽減することができます。
2.ユーザーの不注意による情報流出 → スクリーンショット・コピー&ペースト・転送の制限
Wizberryのコンテナを持つことにより、一つの同じ端末内であっても、プライベートなアプリのある領域と業務でご利用されるアプリは完全に別の領域となり、さらにコンテナ内のメール・カレンダー・連絡先などのアプリは暗号化されているため、情報を盗み見ることは困難です。
また、ユーザーの不注意により情報が洩れる可能性も防くことができます。コンテナ内のアプリで何かをコピーし、ペーストで外部に貼り付けをしたり、コンテナ内でスクリーンショットを撮ったり、コンテナ内のファイルを外部に持ち出す行為は全て制限することができます。これにより、安全なコンテナ外に業務データがでないようにすることができます。
3.マルウェアの感染
Wizberryでは、端末がマルウェアに感染した場合は、コンテナへのアクセスを制限することで、マルウェアが業務データにまで到達しないようにすることができます。これにより、業務データへの被害を最小限に抑えることができます。
4.プライベートと仕事の境界線のあいまいさ
Wizberryでは、時間帯と場所によってコンテナへのアクセスの制限をかけることができます。例えばコンテナへのアクセスができるのは、勤務時間の間のみとすることができます。これにより、決められた時間以外は、業務アプリへアクセスできないようにすることができます。
以上がWizberryのコンテナのご紹介となりますが、Wizberryのコンテナの機能をご利用いただくことで、端末をどのように運用している場合でも、情報漏洩のリスクを抑えつつ、業務の効率性は維持したまま、業務に端末をご利用いただくことができます。
モバイルセキュリティによる、業務で利用する端末の徹底した管理は、情報漏洩のリスクを低減するために必須となっております。Wizberryであれば、企業様毎の運用ポリシーに合わせてご利用いただくことが可能です。今回はコンテナの機能についてでしたが、Wizberryにはモバイルセキュリティを高めるための機能がまだまだございます。
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